屋久島2 |
往復22Kmのトレッキングは旅行2日目の朝4時起きで始まりました。
前日の酒が残り登山口で嘔吐という状態でのスタートで。。。
(22Kmというと東京駅から吉祥寺駅まで歩く距離だそうです。)
最初はトロッコの軌道を延々8Km歩きます。
欄干のない橋を渡り、テンションが上がります。
鹿が普通に出没したり
食虫花が咲き乱れる道。
樹齢1000年以上の杉を屋久杉と言います。
そんな屋久杉が生い茂り薄暗くなった頃、トロッコ道が終わり
険しい山道に変わります。
屋久島では、樹木の上に落ちた他の種子が芽を出して育っています。
着生という現象で、寄生とは違うそうです。
屋久杉と言っても樹種としては他の杉と同じで、
育った環境によって他の杉と違いが現れるんだそうです。
屋久島は実は花崗岩の固まりです。
屋久杉は、そんな水をたくわえる事ができず栄養の少ない岩の上で育ちます。
また、たくさんの樹木が光を奪い合う状態です。
そんな環境下では、成長が大変遅くなります。
その成長の遅さが、逆に年輪の幅が狭い=年輪が詰まった、だから樹脂がぎっしり詰まり
腐りにくい杉になる要因なんだそうです。
そして、腐りにくければ、長生きして巨木になる。
樹齢2100年とも、7200年とも言われる縄文杉の他にも、
スター級の屋久杉がたくさんあります。
そんな中、切り株のくせに圧倒的存在感を示すのが「ウィルソン株」です。
豊臣秀吉時代に伐採されたそうです。。
切り株の中は、タタミ8畳分あり、泉が湧き祠まで祭られています。
↓ウィルソン株の前で記念撮影。
株の中から空を見上げるとハートが現れます。。。
そして・・ついに縄文杉に逢えて。
仮に樹齢2100年だとしても、キリストよりも前に生まれてるわけで。
その何がすごいかも理解できないんですが、荘厳さに圧倒されます本当。
そして帰路。延々TOTAL・22Kmを歩くとトレッキングが終わります。
↓ガイドさん2人と一緒に記念撮影。
屋久島、また行きます。
ちなみに、海はハワイのようにキレイです。
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